パワハラ上司 仕返し

パワハラ上司が恐れるもの

それは、自分より上位の役職の人たちからの評価に他なりません。

昇進を何よりも欲するパワハラ上司は、特に、人事からの評価には敏感です。

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この意味から、パワハラ上司への仕返しの一つの手段としては、「人事からの評価」を逆手に取ることと言えます。

私と同志は、この方法で、パワハラ上司を骨抜きにしてやりました。


一般的に、企業には、年に一度、「ストレスチェック」があります。ストレスチェックの結果、「ストレス高」の診断となった人は、産業医との面談を申し込むことができます。

面倒くさいので、産業医との面談を希望しない人が少なくないのも現状です。

しかし、パワハラ上司に一撃を加えてやりたいのなら、産業医との面談を利用すべきです。

また、「ストレス高」との診断結果とならなくても、保険士との面談に申し込むこともできます。


ここで重要なのは、あなたが面談で産業医や保険士に伝えた事実は、人事に報告されることになるのです。

つまり、「ストレスの原因は、上司によるパワハラです。」と産業医や保険士に伝えれば、あなたの声はそのまま人事の耳に入るのです。(これは、事実である必要がありますが)


2年前、私の課では、私を含めた3人が「ストレス高」の診断となり、全て産業医との面談となました。そして、その他1名が保険士との面談となりました。

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面談を受けた3人全員が、「上司の不適切な発言や理不尽な業務命令が、ストレスの原因」と産業医および保険士に伝えました。

そして、かなりのストレスを感じていた私は、産業医との面談の前に、心療内科で診察を受け、「1ヶ月の自宅療養の必要がある」との診断結果となったのです。

同じ課で、3名が上司が原因のストレス高、1名がストレスによる1ヶ月の自体療養は、異例の出来事です。


この件で、パワハラ上司(漆原課長)は、本社に呼び出されました

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それまで、有給休暇は取らせない、個人的誹謗中傷や差別発言の数々、別室に呼び出して1~2時間の叱責、「評価を落とすぞ」などの恫喝など、やりたい放題言いたい放題だったパワハラ課長。

しかし、本社に呼び出されて以来、口数が激減し有給休暇はすんなり取れるようになったのです。

そしてそれ以来、部下に対しては、猫なで声で語りかけるようになりました、逆に、気持ち悪い程でした。

このように、パワハラ上司の弱点は、自分より上位の役職の人たちからの評価。ここからのお咎めは、パワハラ上司にとっては深刻な打撃なのです。

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しかし、くれぐれも誤解しないで欲しいのが、虚偽のストレス診断は絶対にやってはいけません

あくまでも、ストレスチェックは事実に基づいて行うこと。そして、産業医や保険士との面談では、事実のみを正直に伝えることです。


私たちの場合は、上司からのパワハラがストレスになっている事実を、正直に面談で伝えた結果、人事が考慮してくれて、パワハラ課長にちょっとした仕返しをすることに成功しました。

もし、あなたとあなたの同志が、上司からのパワハラで悩んでいるのなら、「ストレスチェック」を活用することをおすすめします。

-----つづく-----






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ブラック企業 パワハラ

21世紀に法治国家でありながら、違法なブラック企業やパワハラ行為が社会に横行する日本。

ブラック企業やパワハラの存在は、行政も認知しているにもかかわらず、罰則規定を含む法整備は遅々として進みません。

なぜ、日本では、企業による違法行為が野放し状態なのでしょうか?

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原因はいくつか考えられますが、私個人が、最も深刻な原因を一つだけ挙げるとすれば、それは社員一人一人の「権力盲従の意識だと思うのです。

言うまでも無く、社員を不当に扱う企業が悪いのであって、社員に非はありません。根本的には、ブラック企業であり、パワハラをする人が悪いに決まっています。

しかし、ブラック企業での劣悪な労働環境や、パワハラに晒された後、社員はどうするか想像してみて下さい。

サービス残業を強要された、有給休暇を取得できない、休日出勤の代休がもらえない、職務上無関係の暴言を受けた等々に対し、社員はどう対処するでしょうか?

(A)黙って受け入れる。
(B)辞職する。
(C)猛然と抗議する。
(D)弁護士に相談する。



上記のどれを選択するが、極めて致命的な岐路であると思うのです。

おそらく、大多数の社員は(A)を選ぶのではないでしょうか。その次に(B)で、劣悪な労働環境から離れる事を選択するでしょう。

(C)や(D)を選ぶ日本人は、極少数派に違いありません。

つまり、大多数の日本人社員は、どんなに理不尽な業務命令でも、黙って受け入れてしまうのです。

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根本的な悪はブラック企業側に違いないのですが、逆説的に解釈すれば、違法な労働条件に黙って同意している社員がいるから、ブラック企業が横行してしまうという現実から目をそらしてはなりません。


「だって、上が言う事には逆らえないじゃないか!」
        ↑
日本人のDNAに巣食うこの「権力盲従」の意識こそが、ブラック企業やパワハラを生み出す元凶なのです。


冷静に、自分の人生を考えてみましょう。

「どうしても、この仕事にしがみつきたい」というのなら、自分の人生を生きる事を断念して、ブラック企業で働き続けるしかありません。


転職してもやっていける自信がある人は、一刻も早く次の仕事を見つけて、ブラック企業を去りましょう。


会社に対して、劣悪な労働環境の改善を要求するなら、同じ考えの同志と連携して、声を上げましょう。一人では無力です。必ず仲間と連携し、あらゆる人脈を使って抗議の声を上げましょう。


賃金未払いなどで搾取されている場合は、弁護士に相談しましょう。初回の相談料は無料としている弁護士は多いものです。身体的な暴力などのパワハラに悩んでいるのなら、警察、または弁護士に相談しましょう。


いずれにせよ、厳しい現状を覆そうとすれば、本気で決意して行動するしかありません。

次回は、私と同志が、パワハラ上司を猫のように大人しくさせた実話を聞いてください。

-----つづく-----


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産業医 面談 何を話す

ストレスチェックの結果が「ストレス高」となれば、産業医との面談を希望することができます。

この産業医との面談は、パワハラ上司への痛烈な一撃になり得ることをご存じですか?


部下に対してやりたい放題のパワハラ上司は、自分より役職が上の人たちには、滑稽な程ペコペコした態度となります。

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パワハラ上司の弱点の一つが、上からの評価。部下の命を犠牲にしても、パワハラ上司にとって重要なのが昇進。昇進には、自分より上の役職の人たちからの評価が必要絶対条件。

つまり、パワハラ上司という人種は、上から酷評されることを何よりも恐れているのです。


以前に、「 パワハラ 毅然とした態度」と題した投稿で、新卒2年目(当時)の徳山(仮名)君のエピソードを書きました。

パワハラ漆原課長にさんざん嫌がらせをされた徳山君でしたが、毅然とした態度を貫き、最後は漆原課長が根負けして寄り付かなくなりました。

外見上は気丈に振る舞った徳山君でしたが、実は、かなりストレスをため込んでいて、ストレスチェックでは「ストレス高」との結果が出たのです。

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産業医との面談を希望する日、自分のストレス判定表のコピーと申し込み用紙を同封して漆原課長に提出します。

産業医との面談を希望しない人は、申し込み用紙に「希望しない」にチェックをして出すだけ。

つまり、産業医との面談を希望する人の封筒は厚くなり、希望しない人の封筒は薄くなります。

漆原課長は、朝から同じことを何回も繰り返し言っていました。

「そのまま提出すればいいだけだからね~。」

しかし、徳山君、私、そしてもう一人のメンバーの3人は、面談希望だったため、厚くなった封筒を課長に提出しました。

すると、こんな会話が始まりました。

「おい、徳山。お前、余計な物を入れてないか?」
「必要な物だけを入れましたよ。」
「そのまま申し込み用紙だけ入れろって言っただろ。」
「私は、産業医との面談を希望していますので!」

一瞬、漆原課長が「ええっ??」という表情になりました。


仕事でよくペアを組む徳山君と、「面談では、何を話せばいいですかね?」という話になりました。

「そう、何を話すか、凄く重要だよね。」
「課長のパワハラで精神的に病んでいる、でいいですかね。」
「本音だけを全てさらけ出せばいいんだよ。」
「ああ言われた、こう言われた、あんな事をされたとかですよね。」
「そう。遠慮せずに真実を包み隠さず産業医に伝えればいいだけ。」

徳山君の話を聞いていると、聞いている私が気分が悪くなる程かなり酷い事を言われたようです。

「お前の学歴と能力で、よくここに入れたもんだ。まぁ、これ以上は無理だがな。」など、言われ放題だったそうです。

言われて傷ついた事などを、なるべく具体的に産業医に伝えれば、面談結果を産業医が人事などに報告に行きます。

つまり、パワハラ上司の悪事は、産業医を通じて人事に伝わるわけです。

徳山君、私、そして、もう一人のメンバーは、「ストレスの原因は100%漆原課長のパワハラ」と産業医に伝えました。

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後日ですが、漆原課長は本社の人事に呼び出しを受け、そこでかなり叱責されたそうです。

また、部内の部長クラスからも呼び出され、厳重注意となったのです。

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その結果、漆原課長は以前ほどペラペラしゃべらなくなりました。そして、部長が、私たちの課に頻繁に立ち寄るようになったのです。部長が入ってくると、漆原課長は黙り込み、一心不乱にパソコンを入力しているふりをするようになりました。

それまでは、1日中くだらない事をしゃべっていましたが、産業医との面談を境に、極端に口数が少なくなりました。

あなたがパワハラ上司に悩んでいる場合、会社が行うストレスチェックで「ストレス高」と判定されたら、迷わず産業医との面談を希望しましょう。

ストレスの原因はパワハラ上司として真実を話し、産業医を通じてパワハラ上司の悪行を人事に伝えてもらいましょう。

これでパワハラ上司が変わるとは思えませんが、産業医に何を話すかで、しばらく黙らせる程度の強烈な一撃には成り得るからです。

-----つづく-----


【ジョブトラ20s】






パワハラ相談 窓口

私個人も実体験がありますが、上司からパワハラを受けると、なぜか孤独感に苛まれます。

この時点で一人で悩みを抱え込んでしまうと、精神的に追い詰められていき、うつ病のような状態になってしまいます。こうなると、何事にも無気力状態に陥ってしまいます。

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あなたが上司のパワハラ行為に悩んでいるのならば、身近な人物から、とりあえず悩みの全貌を打ち明けて相談してみることをおすすめします。

一人と思っていても、身近な人物から裾野を広げていけば、以下のように相談できる人物は結構いるものです。

・友人
・同僚
・別の上司
・別部署の役職者
・元上司
・組合
・人事
・労働基準監督署
・心療内科医
・弁護士


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友人や同僚には、比較的遠慮なく相談できるでしょう。同僚の中には、あなたと同じ思いをしている人もいるかもしれません。

また、直接的にパワハラ被害を受けていなくても、パワハラ上司の言動に問題ありと思っている人はいるはずです。そのような同じ思いの人たちとの連携を話し合う事も有益です。


あなたより役職が上の別の上司にも相談してみましょう。

別部署の役職者でも、相談できる人がいれば相談しましょう。

組合や人事への相談については、いきなり直接直談判というわけにはいかないので、手紙を出す、または組合や人事に顔が利く人のツテをたどり、その人を通じて話を通してもらいましょう。

私の場合、まず同僚たちに相談し、パワハラ上司を解任してもらいたいとの方向性が同じ同僚たちと連携した後、元上司に相談を持ち掛けました。

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再雇用になっていた元上司には、現課長のような権限は無いものの、部長や本社役員および人事に人脈がありました。

元上司が尽力してくれたおかげで、パワハラ上司は即刻厳重注意となり、言いたい放題やりたい放題の暴挙は抑える効果がありました。


人事などに話を通してもらうと話が大きくなりますが、大切なのは、勇気を出して一歩踏み出す事です。

「仕返しされるのでは?」「自分の評価が下がるのでは?」など、未来の不確定なデメリットばかりを考え過ぎないこと。

あなた、もしくは同僚と連携して正義の声を上げなければ、会社側は問題無しと判断し、何もしてくれません。

大切なので二度言います。

上司のパワハラに悩んでいるのから、勇気を持って声を上げましょう

上げない声は、誰にも聞こえません。

仲間と連携して、現場の声を会社の人事や組合まで届けるのです!

-----つづく-----






医師監修オンラインカウンセリング

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我慢して生きるほど人生は長くない

心療内科医である鈴木裕介(ずずきゆうすけ)氏の著書我慢して生きるほど人生は長くない



この本は、人生そのものに関してもそうですが、職場に関連する事で悩んでいる方に、ぜひ参考にすべき人生の指針だと思います。

特に、あなたがパワハラ上司との関係で心を砕いているのであれば、そのストレスを緩和する秘策が伝授されてあります。

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本書に「社会にはあなたの真面目さや善良さにつけ込む人がいる」という章があります。

この「社会に」を「会社に」と置き換えると、会社で「あなたの真面目さや善良さにつけ込む人」が、パワハラ上司であるとすんなりイメージできるでしょう。

パワハラ上司は、あなたの真面目さ、善意、やる気、立場につけ込んで、長時間労働やサービス残業など無理な要求を繰り返します。

また、「サラリーマンとはこういうものだ。」「部下は黙って業務命令に従え。」「お前はそれでも社会人か。」など、一方的な価値観を押し付け、あなたの一生一度の限りある人生の大切な時間を刻一刻と奪っていきます。

このような状況に悩んでいるあなたが、一筋の光明を見出す対策が伝授されているのが『我慢して生きるほど人生は長くない』なのです。

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SNSや講演などで、メンタルヘルスに関する情報も発信し、心療内科医として数多くの相談者を勇気づけてきた鈴木裕介医師だからこその視点で書き上げられた本書。

あなたのパワハラ上司対策として、是非参考にしてください。

-----つづく-----

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